セノビックのボーンペップでは身長を伸ばす効果を得るのは難しい?

セノビックに含まれている骨を伸ばす効果があるというボーンペップでは、身長を伸ばす効果を得るのは難しい可能性が・・・。
なぜそうなのか?
実際にボーンペップの役割りや必要な分量など、セノビックのボーンペップの効果や効能について徹底検証。
ボーンペップに骨を伸ばす効果があるので、子供に積極的に摂取させようと考えているのなら、本当の効果をまずは知りましょう。
目次
セノビックに含まれているボーンペップとは?
セノビックに含まれているボーンペップは、卵黄由来の骨形成促進成分で、ニワトリの卵黄を酵素分解してペプチド化したもの。
カルシウムとボーンペップを同時摂取することで、骨の成長を助け骨密度も高まり、強い骨を作る効果が期待できる成分のことです。
ボーンペップは熱にも強く、酸にも強い成分で、子供の発育や健康状態にも悪影響を及ぼす心配のない成分なので、子供用の身長サプリメントであるセノビックにも配合されている成分。
ちなみにボーンペップを発見したのは、ロート製薬ではありません。
ロート製薬はあくまでも、ボーンペップという成分に注目し、その効果で子供の成長を促進できるとセノビックに配合しているだけなんです。
ボーンペップが効果的に作用する為に必要な栄養素とは?
ボーンペップを摂取することで、得られる効果は骨の成長強化促進ですが、実はボーンペップを単体で摂取してもその効果は十分に発揮されません。
ボーンペップには骨を強化する効果はありますが、骨の成長にはあまり有効ではなく、骨を成長させるためにはカルシウムと一緒に摂取することが必要。
カルシウムがないと、ボーンペップだけでは意味がないということ。
その点、セノビックは牛乳に溶かして飲むことを推奨していますので、牛乳に含まれているカルシウムとセノビックのカルシウムとボーンペップが効果的に作用します。
だから骨の成長強化促進が進む事が期待できるというわけ。
ボーンペップの効果は子供の背が伸びるだけではなく、骨粗しょう症の予防や改善にも有効的なので、実は幅広い年代が摂取することでも価値がある成分。
女性の場合には、閉経後に骨の形成に役立つ女性ホルモンの分泌量が低下しますので、ボーンペップなどを組み合わせることで骨の破壊を抑制することができます。
ボーンペップを積極的に摂取することは、子供だけに必要なことではないということがわかります。
実験で実証されているボーンペップの効果とは?
ボーンペップの骨の成長促進効果は、ラットを使用した実験で実証済。成長期のラットを使って骨の成長を比較した実験が行われています。
- カルシウムの少ないエサを与えた群
- カルシウムの入ったエサを与えた群
- カルシウムとボーンペップを配合したエサを与えた群
カルシウムの少ないエサを与えた群よりも、カルシウムとボーンペップを配合したエサを与えた群が、明らかに足の骨が伸長したことでボーンペップの効果を確認。
ボーンペップは摂取量が多ければ多いほど、足の骨を伸ばす効果が高いということもわかっています。
ボーンペップが骨端線で骨を作る細胞を増加させ、さらにその細胞を活性化させる効果があることで、足の骨の成長を促進。
成長期の子供がボーンペップとカルシウムを同時摂取することで、骨が伸びる効果が期待できるというわけ。
さらにボーンペップには、丈夫な骨を作る効果も確認。
骨は体を支えるカルシウムの貯蔵庫となるだけではなく、内臓を守る役割も担っていますので、丈夫な骨に成長させることは非常に大切。
カルシウムとボーンペップを一緒に摂取することで、ボーンペップを摂取しなかった場合に比べて、硬く強い丈夫な骨になることが確認されています。
ここまで骨の形成や成長促進に効果的だと、ボーンペップはぜひ子供に飲ませたい成分ですよね!
ボーンペップが骨の形成に作用する為に必要な量とは?
そして、ここからが最も大事な話。
ラットを使った実験でもボーンペップを摂取する量が多ければ多いほど、その効果が高まることがわかっています。
少量の摂取では効果が少なく、大量に摂取することがボーンペップの効果を実感するために必要だということ。
セノビックにはどの程度のボーンペップが含まれているのか?
それは1日分(20g)あたりで100mgです。
実際にラットを使用した実験で使われたボーンペップの量は100mg/kg。だから効果がある?と思いがちですが、詳しく説明をすると、
体重1kgに対して、100mgのボーンペップを与えると効果を実感できる。
ということが実証されています。
卵黄ペプチド(ボーンペップ)を1日あたり100 mg/kgの量で5日間摂取させたところ、骨成長因子が増加したことから、卵黄ペプチド(ボーンペップ)は骨成長を促進することが期待されています。
参照:わかさ生活
体重20kgの子供の場合、ボーンペップを毎日2,000mg以上摂取しなければ、ボーンペップの持つ骨に対する効果を実感できない計算。
これが1日あたりのボーンペップの必要量。
セノビックには、骨の形成成長促進に効果のあるボーンペップが含まれているものの、その含有量が少なすぎだということがわかります。
実際に子供に飲ませてもボーンペップが、効果的に作用すると考えるのが難しいでしょう。
さらにカルシウムや鉄分、ビタミンDを主体にしたサプリメントに身長を伸ばす効果がないと日本小児内分泌学会が発表しています。
カルシウム、鉄、ビタミンDを含んだサプリメントに関する見解として、これらの栄養要素の不足がない場合には、これらの栄養機能食品を投与しても成長促進するという科学的なデータはありません。また多量に摂れば健康を損なう恐れがある一方で、成長が促進するという客観的なデータがありません。
参照:日本小児内分泌学会
ボーンペップも効果が期待できる含有量ではないことで、よりセノビックに身長を伸ばす効果が期待できないという結果に。
子供の身長を伸ばすには、総合栄養バランス型のサプリメントが一番だというのは間違いない話だと改めて認識できました。
ボーンペップの子供の骨への効果は確認されていない!
セノビックのボーンペップは含有量の問題だけではなく、子供への継続的な摂取を行った臨床実験はありません。
高齢女性の骨粗しょう症や骨密度の改善に対する変化は、すでに幾つかの実験で確認されています。
しかし子供に飲ませてどのような変化があったのか?
マウスを使った治験のように、子供の身体に体重1kgあたり100mgのボーンペップを飲ませた実験は行われていません。
現在の医療現場や実験では、子供への臨床試験は非常に難しいことはわかっています。
だから実験できないというのもわかりますよね。
足の骨だけが極端に伸びてしまえば、子供の体のバランスが乱れ、運動機能に悪影響が出る可能性も否定できません。
特定成分にこだわってしまうということは、そういったリスクも否定出来ないことを理解しておきましょう。
ボーンペップは、低身長治療の医療現場でも使用されていない。
日本小児内分泌学会の話が出ましたので、簡単に説明しておくと、日本小児内分泌学会とは子供の低身長の治療を専門的に行っている医師団体のこと。
実際に低身長の治療現場では、ボーンペップのような成分を使用することなく、成長ホルモン製剤の直接投与で治療を行います。
本当に低身長で困っている子供には、成長ホルモン製剤しか効果を発揮しないから。
ボーンペップやアルギニンのようなものは、身長サプリメントと同じ摂取方法で行なっても効果や効能が発揮できないことがわかっています。
だから実際の治療にも活用していません。
これがボーンペップは効果なし。ということをより確実に裏付けする話です。
本当に効果的なものであれば、ボーンペップを子供に飲ませて、足の骨を伸ばすことで低身長の悩みを改善しているはず。
そういったことも行いませんし、そもそもセノビックのような栄養機能食品には、子供の身長を伸ばす効果はないので、医師から見れば両方の意味で効果なし。
そういった状況でも、企業側の情報の見せ方でイメージが変わってしまいますので、本当に効果を発揮した方法や本当の姿を自分で確認するようにしましょう。
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まだまだ効果に疑問を持っている人が多い身長サプリメントの気になる効果とは?カラダアルファを飲ませている親御さんのインタビューもあります。
【追記】→番組の放送内容をこちらにまとめました。
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